株式会社Road Official Blog

こんにちは。株式会社Roadです。 弊社は、事業を通して商品やサービスを提供し社会へと貢献すると共に、皆様のビジョンや目的を共に達成していける「道」を作りたいという理念の元、2019年5月に設立されました。 弊社の代表の池藤友彦が、経営者として得た経験から、弊社では皆様の人間関係や健康を含めた全ての土壌が豊かになり、目標に向い挑戦し続けられるよう、サポートしていくことを理念としています。本ブログでは、法人設立までの経験や弊社の理念から来る想いを記事にし、皆様の目標のためにお力添えができたら幸いです。

自分のビジョンや目的を実現したい方へ!承認欲求を超えていこう!

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こんにちは。株式会社Road 代表の池藤友彦です。


みなさんは「承認欲求」は強い方でしょうか。

 


起業当時の僕は今に比べて承認欲求が強く、何か上手くいくと「きっと何か良い見返りがあるはず、これで認められるはず」とよく思っていました。


そして、ある時、学ぶと決めた方から「池藤は承認欲求強いよね。」と言われ、そこでハッとしたことをきっかけに承認欲求を手放すことにしました。

 


痛いところを突かれた感覚と、誰かに承認されたくて仕事をしているわけではなく、自分のビジョンや目的を叶えるために仕事をしていることに気づいたからです。


その経験があって、今では人からどう思われようが気にせず、自分のビジョンや目的を叶えることから逆算して行動できるようになりました。


なぜこの経験談を取り上げたかというと、先日「自分が信じていることを疑う勇気」(長谷川雅彬 著 きこ書房 2017年) という本を読んで、起業当時の話を思い出したためです。

 

 

今回は、周りの目を気にせず自分のビジョンや目的を実現したい方へ「まずは相手の理解に努めることの大切さ、自分で自分を承認することの大切さ」をお伝えしていきます。

 

 

まずは相手の理解に努める

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自分のビジョンや目的を達成する際に、自分の力だけではなく、周りの人の力も必要になることがあります。


それには、自分のビジョンや目的を伝えて、共感や理解をしてもらう必要があります。


そこで大切なのは熱意を持って真摯に伝えることです。

 


そして、それと同時に大切なことが、相手のビジョンや目的、背景などを訊き、理解することです。


というのは、人はそれぞれ違う価値観、考え方を持っています。

 

そして、共感できるものもあれば、そうでないものもあります。

 


僕にも様々な友人、知人がいますが、100%理解できているのかと言われるとそうではないと感じます。


起業して間もない時は、どうにか自分を理解してもらおうと躍起になることもありました。

 


しかし躍起になればなるほど、理解されず人が離れていく、という経験をしました。


その経験から、人は100%理解し合えるわけではない、ということに気づきました。


そして本書でも、このように書かれています。

最初から理解できなくて当然というスタンスで人付き合いに臨めば、少し理解しあえただけでそれをポジティブに捉えられます。そして余計な期待をしなくなり、自分が実現したいことに集中できるようになります。

引用元:長谷川雅彬「自分が信じていることを疑う勇気



最初から理解できなくて当然なのだから、まずは相手の理解に努めることにしました。

 


そうしていく中で徐々にお互いのことを理解していくことができ、信頼関係を構築できるようになったことで、一緒に取り組む仕事の質も高くなっていき、自信もついてきました。 

 

 

自分で自分を承認する

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本書に書かれた以下の一文が、学ぶと決めた方から言って頂いた言葉とも重なり、衝撃でした。

ちなみに、「他人に理解されたい」というのは承認欲求です。他人に理解されるということは、「あなたはあなたのままでいいんだよ」という承認を他者からもらえたことでもあるからです。

引用元:長谷川雅彬「自分が信じていることを疑う勇気

 

最初は承認されることで自分の行っていることを正当化し、安心しようと思っていたのかもしれません。


しかし、今思えば、それが「自分のビジョンや目的を叶えることに効果的なのか」と言われれば違うように思います。


あくまで自分のビジョンや目的を叶えるために起業し、仕事をしているのであって、誰かに認められたくて始めたわけではなかったからです。

 


起業前から比べれば格段に成長している実感はありましたし、数字として実績も出ていたので、そのことで自分を満たし、承認していくことが大切だと思いました。

 


また、自分を承認できるようになれば、自ずと仕事仲間のことも心の底から承認できるようになるため、更に信頼関係も強くなり、組織も強固なものになっていきます。


まずは相手の理解に努めるの章でも触れましたが、自分のビジョンや目的を実現する上で、周りの人の力が必要になります。特にビジョンや目的が大きくなればなるほど、なおさらです。

 


そして、その時大切になるのが信頼関係です。お互いのビジョンや目的を理解しあっている仕事仲間がいればいるほど、心強いですよね。


更に、お互いで自分自身を承認し合える関係であれば、より切磋琢磨でき、個々人が自立した強固な組織になります。


そんな関係を築いていけば、自分や仲間のビジョンをより早く叶えていけるようになると思います。


以上を踏まえ、誰かから承認されたいと思った時は、そもそも何のために始めたのか、やっているのかを振り返った上で、そこに向かっている今の自分を承認して前へ進んでいくことが大切だと思います。

 

 

さいごに

今回は、周りの目を気にせず自分のビジョンや目的を実現したい方へ「まずは相手の理解に努めることの大切さ、自分で自分を承認することの大切さ」をお伝えしました。


自分を承認することで心の底から相手を承認できるようになることが、信頼し合える豊かな人間関係に繋がっていくと思います。


みなさんも是非、相手の理解に努めることと自分自身への承認を大切にしつつ、人生をより充実したものにしていきましょう。