自己成長したい方へ!成長の第一歩は弱みをさらけ出すこと!
こんにちは。株式会社Road 代表の池藤友彦です。
みなさんは「自分の弱みは何か」を訊かれた時、なんと答えるでしょうか。
自分の弱い部分、短所は頭でわかっていても、素直に認めて人に話すことは簡単なことではありませんよね。
かつての僕のようにそう考えている方へ紹介したい言葉があります。
テニスで選手としても指導者としても偉大な功績を残してきた松岡修造さんが著書の中で弱さについて語った言葉です。
「弱いことはすばらしいことなんだ。なぜなら、あなたが『成長したい』『チャンレンジしたい』と思っているから、『弱さ』を感じる。本気にならなければ、挑戦しなければ、感じることなんかないんだ!」
「弱さをさらけだす勇気」(松岡修造 著、講談社、2018年)
自分に弱さを感じることは成長意欲があってすばらしいということです。
自分の弱みと向き合い、認めることは、そのまま自分の成長に繋がるのです。
僕自身も自分の弱みを受け入れることで、今やるべきことを明確にして行動することができたり、素の自分で人とのオープンな関係を築けるようになりました。
今回は、強い自分に成長するには、自分の弱みを受け入れること、自分のコンプレックスを語れるようになることが大切ということをお伝えします。
自分の弱みを受け入れること
強くなるための第一歩は、まず自分の弱みを受け入れることです。
自分の弱みを受け入れることで、自身の現状を客観的に把握することができ、目標を達成するためには何が必要なのかがわかるようになります。
僕が事業の準備を始めた当時、早いうちから成果を出していく経営者仲間と比べて自分には足りないものが多いと焦っていました。
そんな折、僕が学ぶと決めた方から悩む僕に「伸び代なら誰にも負けないよ」と言って頂いたことで心が軽くなったことをよく覚えています。
弱みがたくさんあるということは、それだけ伸び代があるということだとポジティブに捉えることで弱さを受け入れることができました。
今でも目標に対して今の自分に足りないものを把握し、どうやったら達成できるかを考えて行動し続けています。
コンプレックスを語れるようになること
自分の弱みを受け入れたら次のステップはその弱み、つまりコンプレックスを面白おかしく語れるようになることです。
人が集まる魅力のある人は、良い所も悪い所もすべてオープンな印象がありますよね。
僕もコンプレックスも含めてすべてをさらけだすからこそ、お互いに本音で語り合える仲間、コンプレックスを補ってくれる仲間が集まるようになりました。
コンプレックスは隠すのではなく、それをどう乗り越えるかが大事です。
映画においても、最初から強い主人公が何事もなく目標を達成するよりも、欠点・課題をたくさんもった主人公が数々の失敗や苦難を乗り越えて成長した末に成功を掴む物語の方が面白いですよね。
僕もこれまでに多くの苦難に見舞われ、たくさん失敗をしてきました。
しかし、その失敗を乗り越えた今は、すべて笑い話として語ることができます。
自分のコンプレックスを受け入れることで、それを糧として成長することに繋がり、ゆくゆくはそれを自然と人に話せるようになります。
さいごに
僕は今でも人とお会いする時にはオープンな自分でいることを常に意識しています。
自分の弱みをさらけだすことで相手の本音を引き出し、プライベートな話や込み入った深い話ができ、お互いの信頼を育むことができます。
そうして互いに強みも弱みも認め合うことができた方と手を組み、ともに仕事ができる仲間が増えていくことが最高に面白いです。
今それができるのは、自分の弱みを受け入れること、自分のコンプレックスを語ることで成長し、強くなってきたからこそだと思っています。
叶えたい夢や理想があり、そのために成長したい方は、まずは自分の弱さをさらけだす所から始めてみてはいかがでしょうか。