あなたはどう捉える?行動力が上がる2つのポイント!
こんにちは。株式会社Roadの広報担当です。
皆様は難しく感じる仕事や、中々取り掛かれないタスクに対し、なぜそれをやるのかという理由か、もしくはどうしたらできるのかという手順のどちらかを考えますでしょうか。
私は難しい仕事だとどこから手を付けて良いかわからず、締め切りぎりぎりで終わらせる癖がついて、もっと早くに行動すればよかったと後悔することを何度も経験してきました。
しかしそれはとっかかりを見つけられず、なぜしなければならないのかという理由ばかりに頭を使い、何からすべきかという仕事のスタートラインに立つことができていなかったと今ではわかります。
そこで今回は、中々タスクに取り掛かれない人や、いつも締め切りぎりぎりに仕事をしてしまう人、なぜその仕事を自分がしなければならないのかなど考えてしまう人に向けて、行動力上げるポイントを紹介します。
どうしたらできるかを考えよう
行動力を上げるためには、理由ではなく具体出来な手順を考えましょう。
そのことについてわかる、心理学者のヤーコブ・トローペとニラ・リーベルマンが行った、行動力に関する実験を紹介します。
あるアンケートの回答前に学生を2つのグループに分け、「日記を書くこと」や「旅行に行くこと」の行動に対し、片方には理由を考えてもらい、もう片方にはどうしたらできるか具体的な手順を考えてもらいました。
実験の結果、後者のグループの方がアンケートの提出が平均して10日早かったそうです。
このことから、なぜそれをやるのかという理由を考えると行動力が鈍ってしまい、どうしたらできるのかという手順を考えると具体的な行動に繋がりやすいということがわかります。
何かに取り掛かる時にはどうしたらできるのかを考え、難しい事柄でも小さな手順に分解して前進させていけばよさそうですね。
理由は行動の中で理解しよう
行動力を上げるために、行動の理由は実行する中で理解するようにしましょう。
取り組む前にその理由を考えると行動力が鈍ってしまうと前述しました。
なぜならば、取り掛かる時点ではその行動をする理由や価値を十分に理解できる状態ではないからだと思います。
百聞は一見にしかず、という言葉があるように、自分の目で確かめることが1番理解しやすいということです。
知識だけ持つのではなく、知識と経験が結びつけて体系的な学びにしていくことが大切です。
さいごに
今回は行動力を上げるために、具体的な手順を考えて着手しようということと、行動の理由は実行する中で理解しようということの2つのポイントを紹介しました。
難解なことや初めてのことを前にすると中々行動できないのは、具体的な手順が明確でないからであり、自分が処理できる単位に分解して1つ1つ実行していけば確実に物事を前進させることができると思います。
物事を前進させていく中で様々な情報を処理し、前後の結びつきを知ることでなぜその行動をとる必要があるのかという理由も明確になっていくでしょう。
行動力も知識も身に着いた状態で更に難しい仕事や、新しい仕事に挑戦することで、更に自分を高めることも可能だと考えます。
本記事を通し、物事に取り組むスピードを上げて仕事に追われる感覚から抜け出し、主体的に仕事を進めるきっかけとなれば幸いです。