人間関係を更に円滑に！相手の立場に立って話を聞く！
こんばんは。株式会社Roadの広報担当です
みなさん、年末年始はどのように過ごされるでしょうか。
弊社の代表は、基本的に年末年始も普段と変わらない生活をしています。
実家に帰り家族と過ごすことやいつもより読書をする機会が増えると話しています。
改めて読書をすると様々な学びもあり、非常に有意義な時間を過ごすことができ、オススメです。
ちなみに私が今読んでいる本は「人を動かす」(デール・カーネギー 著、創元社、１９３６年)です。
こちらは過去何度か読んでいるのですが、読み直せば読み直すほど学びがある本で、とても良い本です。
そして、今回改めて読み直して学びがあったので、シェアしていこうと思います。
今年は仕事、プライベート両方で大きな変化があり、それに伴い、職種、業界、年齢など様々な方々と接する機会が多くなりました。
そして、それらの経験を踏まえて改めて本書を読み、「聞き手に回る」ことへの気づきがありました。
具体的には、「自分のことよりも相手の話を聞く」そして「しっかり興味を持って訊く」ことです。
今回は相手に自分の意見や提案をより良く伝えたい方、更に人間関係を円滑にしたい方へ「自分のことより、まずは相手の話を聞く事を優先する大切さ」を伝えていきたいと思います。
特別なスキルを必要とするものではなく、すぐ実践できることですので、是非ご一読頂き、日々の仕事やプライベートに活かしてみてください。
自分のことよりも相手の話を聞く
「聞き手に回る」ことについて書かれている章では、著者の経験談が記載されています。
ある有名な植物学者の方の話を心から面白いと思いながら、ただただ熱心に聞いていたそうです。
すると植物学者の方は著者を褒めちぎり、著者は"世にも珍しい話し上手"と言われるようになったそうです。
なぜそのように評されたのか、著者はこのように振り返っています。
植物学に関してはまったくの無知で、話題を変えでもしない限り、私には話す材料がなかったのだ。もっとも、しゃべる代わりに、聞くことだけは、確かに一心になって聞いた。心から面白いと思って聞いた。それが、相手にわかったのだ。したがって、相手はうれしくなったのである。こういう聞き方は、私たちが誰にでも与えることのできる最高の賛辞なのである。
弊社の代表から「人は自分のことを話したがるものだよ。なので人は自分の話をよく聞いてくれる人にとても好意を持つんだよ。」と教えていただいたことがあります。
自分のことより、まず相手の話をよく聞くことで、相手から好意を持って聞き返され、私が提案したことが相手が受け入れやすくなりました。
しっかり興味を持って訊く
相手の話を聞く上での重要なポイントは「しっかり興味を持って訊くこと」です。
ちなみに「聞く」と「訊く」では意味が違い、「聞く」は相手の話を聞いていること、「訊く」は相手の話をたずね聞くこと、を指します。
みなさんも経験があるかもしれませんが、表面上で聞いていると相手はすぐ気づきます。
逆の立場になればわかりますよね。
なので、私は常にアンテナを張り巡らし、ちょっとでも気になったことや興味のあるものはすぐ聞いたり調べたりするように意識をしてきました。
そうすれば初対面の方と話していても、訊くことに躊躇することもなくなり、パッと質問が浮かび、興味を持って話を聞くことができるようになってきました。
相手の話を聞くことに対して、特殊なスキルは必要なく努力１つでどれだけでも力をつけることができると、この経験から考えるようになりました。
さいごに
今回は、相手に自分の意見や提案をより良く伝えたい方、更に人間関係を円滑にしたい方へ、「自分のことより、まずは相手の話を聞く事を優先する大切さ」をお伝えしました。
自分のことより、まずは相手側に立って話を聞くことで、自ずと相手は心を許して、より親密で円滑な人間関係を構築できると思います。
みなさんも実践し、更に人生を楽しく充実したものにしていきましょう。
